HypnoBirthing®をより良く知るために...




HypnoBirthing®は、やさしく穏やかな出産を実現するための能力を十分に発揮できるよう、「心と体」づくりのメソッドとテクニックを学び、習得するための15時間に渡る出産準備プログラムです。

プログラム内容(15時間)

ポジティブ出産ベーシック
HypnoBirthing®メソッド&哲学
女性と出産の歴史
やさしく穏やかな出産を実現する方法
女性の体はいかに完璧にデザインされているか
やさしく穏やかな出産のための言葉
マインドの法則
体感するためのワーク&エクササイズ
穏やかな実際のヒプノバーシング(映像)
赤ちゃんと恋に落ちるには
お腹の中にいるときから、赤ちゃんは知っています
出産前の赤ちゃんとの結びつき方
赤ちゃんと結びつくためのワーク
心と体の出産準備
HypnoBirthing®の3つの呼吸法
HypnoBirthing®の『深い』リラクゼーション法

プログレッシブリラクゼーション

ディスアピアリングレター

パートナーのためのディープニング

ヒプノバーシングコントロールバルブ

シルバーグローブ

エスダイルステイト

HypnoBirthing®のイメージトレーニング法

レインボーリラクゼーション

オープニングローズ

ブルーサテンリボン

バルーン

バースイメージ

自分に適した出産環境の選び方、作り方
バースパートナーの役割
マッサージやエクササイズによる体の準備

ライトタッチマッサージ

骨盤ロックエクササイズ

内腿&外腿のエクササイズ

骨盤底筋エクササイズ

会陰マッサージ

赤ちゃんを迎える準備
バースプレファレンスシート(バースプラン)の準備
人工的処置、医療介入を回避し、ナチュラルに分娩を開始するための方法
不安なくマタニティーライフを楽しむための、ネガティブな感情、不安、限定的思考の解放ワーク
愛の分娩 〜出産までの道のり〜
お父さん(バースパートナー)の役割 
分娩の始まり〜薄くなって開く〜
出産のオーバービュー
病院や助産院でリラックスするためのテクニック
出産は赤ちゃんのチョイスで
分娩が進むにつれて〜赤ちゃんと一緒に出産を進める方法〜
ナチュラルバースを貫くには
出産イメージリハーサル
愛の出産〜愛の呼吸で命をこの世界に〜☆出産の始まり
出産の体位
愛の呼吸で赤ちゃんをこの世界へ導くには
カンガルーマザーケア
家族と赤ちゃんの結びつき

◉ご注意◉
*ヒプノバーシング® ジャパンは、医療施設ではありません。医療行為は一切行っておりません。
*ヒプノバーシング® ジャパンは、いかなる宗教団体とも一切無関係です。

1. HypnoBirthing®のコンセプトとは

ヒプノバーシング(HypnoBirthing®)は、出産のテクニックであり、哲学でもあります。
ヒプノバーシングの自然なお産のコンセプトは大昔からある、自然なものです。
西洋ならば何千年も前、日本ならば、戦前お産婆さんが活躍していたころの、妊婦さんが家族に囲まれ、平和の中で、赤ちゃんを自然に出産していたころの出産のあり方が蘇ったもの、本来の姿にもどることです。
『あなたが出産への考え方を変えたなら、あなた自身の出産経験も変わるのです。』
by マリー• F• モンガン(ヒプノバーシング創始者 Marie F. Mongan)
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2. HypnoBirthing®の誕生

アメリカ人ヒプノセラピストのマリー• F. モンガンが開発したプログラムにより、 1989年、世界初のヒプノバーシングのクラスが行われ、1990年、世界初のヒプノバーシングベイビーが誕生したことから始まりました。
当時、このヒプノバーシングのプログラムは、ただただ純粋に、自分の娘にナチュラルに穏やかに出産して欲しいという、 母親としてのマリーの願いからつくられたのです。
マリーは、自らの出産経験から、 出産は麻酔を使わずナチュラルに、痛みを伴わず、やさしく穏やかにできることを知っていました。
その経験と、ヒプノセラピストとしてのノウハウ、リラクゼーションテクニックを応用し、1920年代のイギリスの産婦人科医Dr.ディック• リードのナチュラルバース(自然出産)のコンセプトである『恐れや不安』『緊張』がなく、ハイリスク出産でもない場合、出産には痛みが伴わないという理論(FTP理論)に基づきプログラムを開発したのです。
現在では 世界47カ国で、 HypnoBirthing®Institute公認プラクティショナーは妊婦さんとそのバースパートナーにヒプノバーシングのテクニックと哲学を伝授し、大きな成功を収め、 数々のメディアで取り上げられています
米国メディアの詳しい情報はこちら(英語です。)LinkIcon
日本でも、TVフジテレビ『ノンストップ』等、7つの番組で取り上げられた他、雑誌『たまごクラブ』等でも紹介されています。 LinkIcon日本メディアの詳しい情報はこちら
ヒプノバージングの著作権は全て開発者であり、 HypnoBirthing®Instituteのディレクターでもあるマリー・F・モンガン氏及び HypnoBirthing®Instituteに属しています。 HypnoBirthing®Instituteより許可を得た公認プラクティショナーのみ、ヒプノバージングのプログラムをママ達&パパ達に教えることができます。
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3. HypnoBirthing®のメリット

ヒプノバーシングで出産することで、以下の様な出産を望むことができます。
☆出産時、出産後の 痛みの削減
☆会陰切開やその他の 医療介入の削減
骨盤への負担の軽減
☆お母さん、お父さん(バースパートナー)と赤ちゃんとの 深い絆
☆お父さん(バースパートナー)はただの見物人ではなく、なくてはならない大切な存在
産前、産後鬱、マタニティブルースの削減
☆赤ちゃんは、社会適応能力が高く、よく食べよく眠る(多くの場合ヒプノバーシングで出産した赤ちゃんは、穏やかで、 無駄な夜泣きなどもほとんどしません。)
過呼吸のリスクの削減
☆安全で美しく、平和に満ちた出産
☆特別なケース(ハイリスク妊娠)における リスクの軽減、避けられない帝王切開、その他手術等による 体への負担の軽減、早期回復
※すべての方にお約束できるものではありませんが、 95%の方は穏やかな出産をする潜在能力を秘めています。
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4. HypnoBirthing®で起こること

ヒプノバーシングの妊婦さんは、本番までにしっかりと赤ちゃんのお父さん(バースパートナー)と共に、テクニックを身につけるよう日々エクササイズを繰り返すことで、自分自身を完全な 『深い』リラックス状態にもっていく事が出来るようになります
また、クラスの中で、ヒプノセラピーの技術を使い、出産に対する不安や心配事を解き放っていくので、 出産をポジティブな姿勢で迎えることができます。※悩みや心配が多岐に渡る方は、別途セラピーが必要な場合もございます。
ポジティブに迎えた出産本番は、深くリラックスします。体が穏やかにリラックスしているときは、 エンドルフィンというホルモンが放出されます。エンドルフィンが放出されている間は、痛みの原因となるストレスホルモン、カテコールアミンの放出は抑制されます。恐れや緊張の無い状態では、体は、そこに 秘められた本能的な力を遺憾なく発揮することができます。そして、出産という経験は、本来そうであったように、穏やかで、リラックスしたものとなり、 多くの場合殆ど痛みを伴わない、心地よいものとなるのです。
ヒプノバーシングで一緒に準備をしてきた赤ちゃんの お父さん(バースパートナー)は、出産本番はただの見学者ではなく、 なくてなならない強力なサポーターであり、産婦さんを体と心で支える最上のパートナーとなります。
産婦さんはバースパートナーが一緒にいてくれる事で、心身共に支えられ、その安心感は産婦さんのリラクゼーションを更に深めてくれます。
バースパートナーは、命の誕生という素晴らしい出来事に、積極的に関わり、その 出産の一部となって喜びを分かち合う事になるのです。
赤ちゃんが誕生した後は、 ボンディング(Bonding; 結びつき)が始まります。この素晴らしい瞬間を、赤ちゃん、お母さん、お父さん(バースパートナー)が、一緒に体験します。 赤ちゃんは愛に包まれます
赤ちゃんはお母さんのお腹の中という安らぎの空間から、愛に包まれたこの世界へと生まれてくるのです。
ヒプノバーシングで産まれてきた赤ちゃんは、新しい世界への適応能力が高く、 よく食べよく眠ります。無駄な夜泣きも殆どしません。お母さんとお父さん(バースパートナー)の愛に包まれて安心してこの世界へ産まれて来るからです。
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5. HypnoBirthing®で陣痛なく、穏やかな出産ができる理由

ヒプノバーシングで、『陣痛』なく出産できる 理由は2つあります。
一つには、そもそもヒプノバーシングで出産する方には『陣痛』がありません。なぜなら、 『陣痛』という言葉を使わないからです。
『陣痛』という言葉を使う代わりに『子宮波』という言葉で、表現します。
言葉を変えたことを、ただのへ理屈と片付けてもよいのでしょうか?
実は、 『言葉』というのはとても大切です。言葉の影響力を侮ってはいけません。『陣痛』という言葉には、既に『痛』の字が含まれてしまっています。この『陣痛』という言葉を繰り返し使うことで、 出産は『痛い』ものだと自分自身にインプットしてしまっていることになるのです。
『子宮波』という別の言葉を使うことは、実際、出産に対する意識を変えることに非常に役立ちます。
そして、もう一つの理由は、ヒプノバーシングのプログラムがDr.ディック• リードのナチュラルバース(自然出産)のコンセプトである『恐れや不安』『緊張』がなく、ハイリスク出産でもない場合、出産には痛みが伴わないという理論 (FTP理論)に基づき開発されていることです。
『恐れや不安』を持たないためには、メンタル作りがとても重要です。ヒプノバーシングでは、多角的な方法で、出産に向けてのポジティブなメンタル作りを行います。
ソフロロジーなど他のメソッドと同様、ヒプノバーシングにおいても、リラクゼーションは最重要事項です。
ただし、ヒプノバーシングのリラクゼーションは、 普通のリラクゼーションではなく『深い』リラクゼーションです
ひょっとしたら、あなたが今までに体験したことのない程の『深い』レベルです。
その『深い』レベルのリラクゼーションに、自由自在に到達できるテクニックを習得します。
この『深い』リラクゼーションが、穏やかな出産の鍵となります
※『痛み』の認識には個人差があります
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6. HypnoBirthing®はこんな方に向いています

☆赤ちゃんにも自分自身にも、そして家族にとっても ベストな出産を実現したいと望む妊婦さんとそのパートナーに
☆できるだけ 薬や医療に頼らずに、やさしく穏やかな出産をしたいと考える妊婦さんとそのパートナーに
☆妊娠や出産への 不安や心配をなくしたい妊婦さんとそのパートナーに
☆ハイリスク妊娠の リスクをできるだけ軽減したいハイリスク妊娠の妊婦さんとそのパートナーに
☆ただの見物人としてではなく、自分の妻と赤ちゃんの一番大切な瞬間を、 夫として、父親として、サポートし、支えたいと考える頼れるお父さんに
☆ヒプノバーシングに直感的にピンときた妊婦さんとそのパートナーに
☆自分にも赤ちゃんにも ベストな出産をしたいと望むシングル•マザーに
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7. HypnoBirthing®の『ヒプノ』とは

『ヒプノ』とは『ヒプノシス』つまり、『催眠』のことです。『催眠』と言うと、あまりなじみがなく『あやしい』と感じる方もいらっしゃると思いますが、実は、 『催眠状態』=『潜在意識の開いた状態』=『深いリラックス状態』なのです。
ヒプノバーシングで出産をするということは、深いリラックス状態で出産するということで、眠った状態で出産したり、トランス状態の中で出産するということではありません。
催眠状態というのは、 何かにとても集中していたり、白昼夢の中にいるような感覚です。日常生活に例えると、本を集中して読んでいたり、映画を見ていたり、何か一つの物を凝視しているような状態です。 通常、一日に10回~数十回、軽い催眠状態に入っていると言われています。
そして、この『ヒプノシス』=『催眠』時、通常は閉じている人の潜在意識は開かれた状態になります。この『潜在意識』を深く知り、その特性を活用することで『とっても安産』に導くことが『ヒプノバーシング』に『ヒプノ』という言葉が使われている所以です。
出産の際は、自分自身の体と赤ちゃんに集中します。そして精神はとても穏やかになり体は完全に『深く』リラックスし、けれども 意識はとてもハッキリとしています
『ヒプノバーシング 』は『催眠』つまり、『深いリラクゼーション』状態を多角的に活用します。大きく分けて、3つの用途でテクニックとして活用しています。
1)出産時に深くリラックスするためのリラクゼーションツールとして活用します。
2)出産に対する不安や心配を取り除くために活用します。(潜在意識の活用)
3)『自分たちの出産』の形をよりハッキリと思い描くためのイメージングに活用します。(アスリート達のイメージトレーニングと共通しています。)
不安のない、リラックスした状態で出産に挑めば、体の機能は正しく働き、赤ちゃんにとってもお母さんにとってもストレスフリーで、優しく穏やかな出産になるのです。
また、ヒプノバーシングの『ヒプノ』は『ディヒプノタイズ』つまり、 『催眠からの解放』も意味します。
私たちは、日常生活の中で、知らず知らずのうちに、色々な情報から固定観念を植え付けられてしまっています。それは良いもの、悪いもの、文化的なものも含まれています。
出産も例外ではありません。多くの女性が、文化を背景に、出産を経験するその前から、出産は恐ろしく痛くて、辛くて大変なものだという固定観念を持ってしまっています。
『ディヒプノタイズ』=『催眠からの解放』とは、その 思い込みを解放して、リセットしするということです。
ただリラックス法を学ぶだけではなく、本当に 出産本番に『深い』リラックスができるよう、強いメンタルを築く鍵がこの『ディヒプノタイズ』にあります。
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